目次
はじめに 子安 潤◆第Ⅰ部 授業実践について語り合うことの葛藤と魅力
1 授業の劣化と授業研究の崩壊,その原因と再構築の可能性
―専門職としての教師の危機と再生の切り口―
阿部 昇
2 実践者と研究者とが共に歩む授業づくりと授業改善の過程
綿引 基子/杉本 憲子
3 教師と研究者が実践を語り合う意義と葛藤
―ナラティブ・アプローチによる授業研究の再評価―
佐久間 亜紀/菊池 友也
4 日常と切り離さない校内授業研究のために
―「教える-教えられる」の関係性を超えて―
渡辺 貴裕/佐藤 由佳
◆第Ⅱ部 教師の成長を支える教育実践の創造
1 教育方法学の知はいかに生成され,生かされるべきか
―シチズンサイエンスとアドボカシーの観点から―
草原和博
2 授業実践が民主主義と科学を必要とする理由
―「正解はない」とされる時代の授業づくりのために―
香川 七海
3 子どもの生活と遊びの指導
中村(新井) 清二
4 言語と文化の多様な子どもが共に生きる学校と授業
―学校全体で引き受けるための4つの視点―
南浦 涼介
◆第Ⅲ部 教育方法学の研究動向
1 国際的な教育学研究における日本のレッスン・スタディの意義と課題
―「教育方法学研究としての授業研究」の視点から―
北田 佳子
2 国内外における新教育研究・実践の展開と教育方法学の課題
橘髙 佳恵
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