探究させれば、探究心は育つのか。(2026年6月発売)
(1)「~したい」から始まる、学びに向かう力を育てる
「もっと知りたい!」と目を輝かせる子――
「どうすればもっと良くできる?」と改善を重ねていく子――
「やればできる」と粘り強く挑戦し続ける子――
「みんなで考えたい」と探究を共に深めていく子――。
こうした子どもたちの姿は、教育や子育てを通じて伸ばすことができます。
(2)探究を急かすより、子どもが自ずと「もっと知りたい」と思える状況をつくりたい
自由進度、自己調整、個別最適――
学びが再定義される今、授業の手がかりとなる「学びに向かう力」が見えにくい。
子どもの内なるパワーを、エンゲージメントの視点から解像していきます。
(3)教育のプロはやる気の萌芽をどう見取り、育てているのか
探究心を――所与のものではなく――いかに育てるのか。
理論的背景は学習意欲研究の櫻井茂男氏(筑波大学名誉教授)が担当。
エンゲージメントを構成する4要素のそれぞれの育て方については、学校現場での実践経験豊かな先生方に、各位の専門性と経験をもとに書き下ろしていただきました。
目次
CHAPTER1探究心はどこにあるのか
——心理学者・櫻井茂男先生と、学びに向かう力の構造をひもとく
・人はいかにして探究に向かうのか――自ら学ぶ意欲のプロセスモデル
・どう育てていけばよいのか――探究心を解き放つ、エンゲージメント4つの扉
CHAPTER2
言葉で目覚める探究心
——国語教育のプロ・青山由紀先生と考える、第1の扉「感情的エンゲージメント」へのアプローチ
・学び「たい」から学びは深まる――探究が芽生えるとき
・言語活動とはどんな学びか――言葉はどのように探究心に働くか
・追究が始まる――探究への11のアプローチ
・わかる楽しさが学びをつなぐ――自信と安心感に支えられた挑戦の連続へ
CHAPTER3
振り返りで深まる探究心
——自ら学び続ける教師・吉本悟先生と考える、第2の扉「認知的エンゲージメント」へのアプローチ
・それって楽しいの? ――教室での違和感
・メタ認知をバラしてみる
・気づきを学びに還す――自己内対話の足場かけ
・振り返りは、楽しい橋渡し――成長実感から学びの工夫へ
CHAPTER4
承認とあきらめない探究心
——フィードバックの求道者・石黒康夫先生と考える、第3の扉「行動的エンゲージメント」へのアプローチ
・できたより「やった」に光を当てる――ほめるより大切な、認めること
・認めると、なぜ粘り強くなるのか――強化の原理・派生の原理・分化の原理
・体験から価値観へ――具体と抽象に橋を架けるフィードバック
・粘り強さから深い学びへ――探究のエコシステムを構築する
CHAPTER5
遊びから連鎖する探究心
——探究学習の仕掛け人・松村英治先生と考える、第4の扉「社会的エンゲージメント」へのアプローチ
・探究は共振する――協働を解像する2つのイメージ
・遊びから学びへ――「遊園地ごっこ」に見る主体的・対話的で深い学びの根幹
・探究と協働の重層がはじまるとき――小中学校9年間を学び尽くすために
関連書籍
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